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M&A商船三井は1日、LBCタンク・ターミナル・グループ・オランダ（LBC、オランダ）の全持分取得を完了したと発表した。取得契約は3月7日に締結し、関係当局の承認を得て6月30日に実施した。取得額は17億1500万ドル。
同社グループは、ケミカルロジスティクス事業を成長領域と位置づけ、2024年にはFairfield Chemical Carriersを買収。LBCは欧州および米国で7か所のターミナルを運営し業界最大手の一社であり、今回の買収で海上輸送に加え陸上保管能力を獲得し顧客ニーズへの対応力を強化する。
さらに脱炭素社会の実現に向けアンモニアや、CO2輸送需要が拡大する中陸上貯蔵ビジネスを強化し、次世代エネルギー事業への寄与を図る。
▲ケミカル物流のトータルロジスティクスサービス体制（クリックで拡大、出所：商船三井）
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