行政・団体国土交通省は17日、首都圏空港を含むオープンスカイの実現に向けた各国との交渉を開始すると発表した。
交渉相手国・地域の優先度は、需要の大きさやオープンスカイ実現への積極的姿勢など考慮して戦略的に決定し、東アジア・ASEAN主要国との間では2011年度中の合意を目指すとした。
第1弾として21、22日に韓国と交渉し、続いてシンガポール、マレーシアとの交渉を11年2月までに行う。
最初の交渉相手国に韓国を選んだ理由について、馬淵澄夫国交相は「特に日本との関係が深く、また航空輸送量が多いということ、更には訪日外国人が年間160万人を数えるということで、最重点市場となっている」と説明した。