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upr3Q減収減益、レンタルパレ事業コスト増加

2025年7月15日 (火)

財務・人事ユーピーアールが15日に発表した2025年8月期第3四半期決算(連結)によると、売上高が前年同月比2.2%減の115億4600万円、営業利益が同54%減の2億5700万円、純利益が33.9%減の3億1600万円と減収減益だった。

主力の物流事業セグメントは売上高が108億2600万円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益が14億7800万円(同11.6%減)だった。輸送用レンタルパレットは前期に受注した紙加工品の取り組みがスタートし、家庭紙パレット共同利用研究会での専用パレットを活用した共同利用・共同回収の取り組み、フローズン業界での同社回収ネットワークを活用したパレット輸送での取り扱いが増加し順調に推移した。保管用レンタルパレットは依然としてモノの動きは弱いものの、修正予想通りに推移した。販売は企業の物流拠点投資も継続し堅調に推移。海外事業も順調に推移した。物流IoT(モノのインターネット)事業は医薬品などの高付加価値商品輸送(GDP)は修正予想通りに推移したものの、機器販売が減少。また、パレットの保有枚数の増加に伴う減価償却費のほか、エネルギーコストや人件費の上昇に伴うデポ運営費用や運送費用の増加傾向が利益を圧迫した。

コネクティッド事業セグメントは売上高7億1900万円(前年同期比14.8%減)、セグメント損失1億100万円(前年同期はセグメント損失1億2900万円)だった。前年に一過性の売上を計上した影響で減収となったが、修正予想通りに推移した。

通期業績予想は直近と変わらず、売上高が前期比0.9%増の156億円、営業利益が同48.1%減の3億円、純利益が36.4%減の3億8000万円と据え置いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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