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サービス・商品Gaussy（ガウシー、東京都港区）は30日、倉庫ロボットサービス「Roboware」（ロボウェア）を通じて、他社販売ロボットを対象にした運用保守委託サービスの提供を開始したと発表した。第1弾として、トラスコ中山（同）の物流センター「プラネット埼玉」（埼玉県幸手市）と「プラネット東北」（仙台市宮城野区）で棚搬送型ロボットの運用保守を受託する。
（出所：Gaussy）
物流現場では人手不足を背景に自動化が進む一方、メーカーや機種ごとに異なる保守体制が課題となっている。Gaussyは2022年のRoboware事業開始以来、国内60拠点以上でロボット導入・運用を支援しており、その知見を生かしてメーカーを問わない保守体制を構築した。サービスでは、点検・修理・部品供給・ソフト保守・緊急対応までを一括して請け負い、稼働データを活用した予防保全や改善提案にも対応する。
トラスコ中山は全国28拠点で61万アイテムを扱う大型物流網を展開しており、ロボット稼働の安定化が業務品質に直結する。Gaussyの対応力や技術支援体制が評価され、今回の導入に至った。
Gaussyは今後、複数メーカーを併用する倉庫や保守業務をアウトソースしたい企業にもサービスを広げる方針。ロボットの長期安定稼働を支えることで、物流自動化の定着と現場生産性の向上を後押しする。
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