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認証・表彰ネッスー（東京都世田谷区）は8日、ふるさと納税を活用した子ども支援事業「こどもふるさと便」が、環境省主催の「第13回グッドライフアワード」において、実行委員会特別賞「EXPO2025 いのち動的平衡賞」を受賞したと発表した。
（出所：ネッスー）
この事業は、ふるさと納税によって集めた寄付を財源とし、地域の特産品を子ども食堂やひとり親世帯、難病と向き合う子どもたちへ「応援品」として届ける仕組み。寄付者は通常の返礼品を受け取りながら、寄付の使い道を選択することができ、社会貢献への参加がしやすい設計となっている。
具体的な取り組みとして、長崎県対馬市では市場に流通しない未利用魚を活用し、食育や水産資源の有効活用につなげている。同プロジェクトは食品ロスの削減に寄与し、消費者庁長官賞も受賞している。
日本では子どもの9人に1人が相対的貧困にあり、ひとり親世帯では2人に1人が貧困状態にあるとされる。一方で、年間500万トン以上の食品ロスが発生しており、ネッスーはこの社会課題に対し、寄付と物流を組み合わせた循環型の支援モデルを構築した。
今後は10-20自治体への展開を見込んでいる。
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