ロジスティクス東海電子(静岡県富士市)は24日、日本通運による「ご使用済ユニットの自動回収サービス」を、2026年1月5日出荷分から全国で開始すると発表した。アルコール検知システムや点呼システムなどの使用済みユニットを対象に、リバースロジスティクスの最適化を図る。
新サービスでは、製品配達日の14日後を目安に、日本通運が送り状を持参して集荷に訪問する仕組みとした。利用者側での回収依頼や伝票作成、集荷手配は不要で、ユニット交換後2週間以内に、配達時の箱を使って梱包するだけで回収が完了する。回収予定日が土日祝日に当たる場合は翌平日となり、ゴールデンウイークや年末年始などは日程が変更となる場合がある。
同社はことし6月から愛知、三重、岐阜、静岡の東海4県で先行導入を進めてきた。運用面での課題整理や体制構築が完了したことから、全国展開に踏み切る。なお、EC(電子商取引)サイトで購入した「miniⅣ」および「MobileIII」のうち4台以下の注文は対象外とし、従来通り着払い伝票による返却を継続する選択肢も残す。
物流業界では、機器更新に伴う回収業務が現場負担となるケースも多い。自動回収の仕組みを導入することで、回収漏れの防止や業務効率化につながり、循環型物流の構築にも寄与する取り組みといえそうだ。
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