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法定研修を高度化、日豊高速運輸の教育DXが受賞

2025年12月26日 (金)

認証・表彰learningBOX(ラーニングボックス、兵庫県たつの市)は25日、同社のeラーニングシステムを活用した日豊高速運輸(愛知県刈谷市)のトラックドライバー向け教育サービス「eDriver」の導入事例が、「SUCCESS STORY AWARD 2025」採用DX部門で受賞したと発表した。物流業界における人材不足や安全教育の課題に対する先進的な取り組みが評価された。

eDriverは、運送事業者に義務付けられている法定研修をオンライン化し、動画やテストを組み合わせて運行の合間でも受講できる仕組みを構築したもの。受講状況や理解度を一元管理でき、集合研修に比べて管理負荷を軽減できる点が特長だ。外国人ドライバーを含む多様な人材に対して、一定水準の安全教育を提供できる体制も整えた。

同取り組みでは、自社向け研修にとどまらず、教材を同業他社にも提供するBtoBサービスとして展開している点が評価対象となった。教育ノウハウを事業化することで、物流業界全体の人材育成や安全水準の底上げにつながるとされる。

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