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【業績予想修正】第一中央汽船、市況急落響き下方修正

2011年1月24日 (月)

財務・人事社名:第一中央汽船
修正対象:2011年3月期通期連結業績
修正後の売上高:1320.0億円(前回予想比2.2%減)
修正後の営業利益:45.0億円(前回予想比50.0%減)
修正後の経常利益:10.0億円(前回予想比83.3%減)
修正後の当期純利益:15.0億円(前回予想比75.0%減)

 

主力の外航不定期船で、年末から豪州北東部の洪水による石炭出荷停止の影響により、大型船を中心とした市況が大幅で急激に下落していることから、営業利益・経常利益・当期純利益ともに減少すると判断した。

 

第4四半期の特殊事情として、海外子会社所有の船舶の日本籍船化による為替評価損の発生を見込んでいたが、為替が想定よりも円高に推移したため為替差損が増えたことにより、経常利益を下方修正した。

 

今後は、中国・インドなどの新興国向け原料輸送、海上輸送の実需自体が底堅く、「いずれ実需を反映した市況レベルに回復する」と見ているが、「期待される市況回復の速度が緩やかで、早期、大幅な回復が見込みにくい」場合を想定したことから、損益を下方修正したもの。