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拠点・施設SGホールディングス傘下で国内ロジスティクス事業を担う佐川グローバルロジスティクス（東京都品川区）は24日、福岡県須恵町の須恵営業所で11月1日から物流センターの運営を開始する、と発表した。
同営業所は、グループ横断の先進的なロジスティクスに対応するプロジェクトチーム「GOAL」が九州エリアの戦略拠点として運用する拠点に位置づけ、グループ各社と連携しながらオーダーメイドの物流サービスを提供する。
新センターは鉄骨造の3階建て、倉庫面積3万2216平方メートル（9745坪）。距離の近いSGHグローバル・ジャパンで輸出入貨物を、SGムービングの拠点で特殊貨物・大型貨物の配送を、佐川急便須恵センターと連携して全国の宅配ネットワークをそれぞれ組み合わせ、「フルカスタマイズの国内外一貫物流」を提供する体制が整う。
建物には静脈認証システムを採用することで高度なセキュリティ環境を確保。全館LED照明を採り入れ、蛍光灯設置時と比べて年間115トンのCO2排出量と消費電力量を削減する。壁面にはサンドイッチパネルを使用し、断熱効果を高めた。
新センターの開設により、国内事業所は75拠点、延床面積も34万坪に拡大した。
■新センターの概要
所在地：福岡県須恵町新原16-10
倉庫面積：3万2216.34平方メートル（9745坪）
構造：鉄骨造3階建て
