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脱炭素化へ中間目標を前倒し達成、花王

2024年4月26日 (金)

環境・CSR花王は25日、脱炭素社会の実現に向けた取り組みについて、進ちょく状況を公表した。

同社は、事業活動に伴って、排出されるCO2を2040年までにゼロ、50年までにネガティブにすることを目指している。

23年の実績の一つとして、国内における購入電力を100%再生可能エネルギー化を実現できたことを挙げる。和歌山工場の温水ヒートポンプ(24年4月稼働予定)や、花王インダストリアルタイランドの太陽光発電設備(25年1月稼働予定)の導入などを決めた。さらに再エネ導入を進めて、23年末時点で、国内の購入電力の100%再エネ化を達成したという。

▲自家消費用太陽光発電を導入した花王の栃木工場(出所:花王)

23年7月には、スペインにあるケミカルの工場内に同社として初めてバイオマスを熱利用するプラントの建設を公表した。この効果で、工場からのCO2排出量の95%を削減していくという。こうした取り組みにより、企業が自ら排出する温室効果ガス量であるスコープ1、2について、25年までに、CO2排出量を28%削減するという中間目標を、2年前倒しで達成できたという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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