佐川急便、人事･コンプラ･CSRの組織改編

財務・人事SGホールディングスは20日、佐川急便が1月21日付で実施する組織改編と、これに伴う人事を発表した。人事、コンプライアンス、CSRの体制を強化する。

人事関連では、人材育成や人事制度改定、ダイバーシティ戦略などの機能を融合するため、人材戦略部を人事部に統合。加えて、労災や勤怠にかかる業務を安全推進部から人事部に移管することで、安全に特化した体制基盤の強化と人的管理の高度化・効率化につなげる。

コンプライアンス関連では、法令遵守体制を強化するため「コンプライアンス推進部」と「コンプライアンス推進課」を新設し、法務部をコンプライアンス推進部に統合。また、内部統制推進課を財務経理部から移管することで、内部統制全般の統括管理と業務プロセスの改善を強化する。

CSR関連では、CSR 推進部の環境課を「 CSR 推進課」に、リスクマネジメント課を「事業継続推進課」にそれぞれ改称。SDGs（持続可能な開発目標） や ESG（環境・社会・ガバナンス）経営を意識した活動をさらに強化するとともに、危機管理の面でも機能強化を図る。

今回の組織改編に伴う人事は次の通り。