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新製品の開発スピード向上図る

GSユアサ、タイにテクニカルセンターを開設

2014年1月30日 (木)

拠点・施設GSユアサは30日、タイのバンコクから南に30キロのサムットプラカーン県に、100%出資子会社として「GSユアサアジアテクニカルセンター社」を設立したと発表した。3億円を投資して今月6日付で設立した。

東南アジアやその周辺地域で、自動車用、二輪車用鉛蓄電池を対象に地域特性に応じた製品開発、新技術を採用した製品開発、市場調査機能、高品質・低コストを実現するための生産設備の開発機能を強化するための施設で、将来的には産業用鉛蓄電池の製品開発にも取り組む方針。

東南アジアでは、自動車台数の伸びに伴ってアイドリングストップ車や低燃費車など、環境負荷低減技術の拡大や地域特性にマッチした車両の開発ニーズが高まっている。

こうしたニーズに対応するため、同社は「小型軽量化、大容量化、耐久性向上などの新技術を用いた自動車用、二輪車用鉛蓄電池を迅速に開発・生産することが求められている」として、テクニカルセンターを設立することで、新製品開発のスピードを上げる。また、同地域でグループ全体の企業競争力アップと顧客対応力の向上に注力する。