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不合理な規制なくし競争力強化図る

韓国・釜山港湾港社、「規制改善団」を設置

2014年3月31日 (月)

国際釜山港湾公社は3月29日、規制改善を通じて釜山港を利用する際の不便を解消する、と発表した。

政府が打ち出した規制改革推進ブランに従い、社長を団長する「規制改善団」を設置することで「港湾利用者の感じる不合理な規制」をなくし、雇用創出と地域経済活性化に取り組むとしている。

規制改善団は、港湾運営と港湾建設、経営管理の3チームで構成し、各部門の本部長がチームを運営する。公社は、港湾の現場でネックになっている規制を見つけるため、関連業界や団体が参加する官民合同懇談会を定期的に開催し、現場の声に耳を傾ける。

また、釜山港を利用する業界・団体とのコミュニケーションを強化してオンブズマン制度を積極的に活かすことで、規制改善とともに釜山港の競争力強化につなげる方針。

上半期中に規制改善総合計画を策定し、定期的な点検や現場とのコミュニケーション活性化で「利用者が体感できる規制改善」を進める。さらに、韓国・海洋水産部と協力して海洋、港湾分野の行政規制改善が現場で迅速に進められるよう取り組む。