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商船三井など4社コンソ「日NZ水素コリドー」設立

2026年3月5日 (木)

ロジスティクス商船三井、大林組、川崎重工業、千代田化工建設の4社は5日、ニュージーランドで生産したグリーン水素を日本へ輸出するサプライチェーン構築を検討するコンソーシアム「日本ニュージーランド水素コリドー」を設立したと発表した。2026年度から事業化に向けた検討を開始し、30年代初頭の輸出入開始を目指す。

▲東京商工会議所で行われた設立総会(出所:商船三井、大林組、川崎重工業、千代田化工建設)

水素は燃焼時にCO2を排出しないエネルギーとして、発電や鉄鋼、化学など脱炭素化が難しい分野での活用が期待されている。一方、日本はエネルギー自給率が15%と低く、再生可能エネルギーの比率も限定的なため、将来的な水素需要を国内供給のみで賄うのは難しいとされる。

ニュージーランドは水力や地熱など再生可能エネルギー資源が豊富で、電力の85%を再エネで賄うなど水素製造の条件が整う。政府も24年に水素行動計画を策定し、水素産業の育成を国家戦略として掲げている。

今回の構想では、同国で製造した水素の日本向け輸出を想定し、製造から輸送、受け入れまでのバリューチェーン構築を検討する。液化水素や水素キャリアなどの輸送技術は、川崎重工が主導してきた国際水素サプライチェーン実証などの知見が背景にある。海上輸送を担う海運会社やエンジニアリング企業が加わることで、商用化を見据えた国際エネルギー物流の枠組みづくりを進める。

将来、ニュージーランドを日本向けグリーン水素の供給拠点とすることで、日本の脱炭素化とエネルギー安全保障の強化、同国の新たな輸出産業の創出を狙う。

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