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苫小牧港に危険物物流拠点、倉庫4棟が全面稼働

2026年3月5日 (木)

ロジスティクス苫小牧埠頭(北海道苫小牧市)は5日、苫小牧港西港区で整備を進めてきた危険物物流拠点「北海道ハズマット・ゲートウェイ」第1期エリアについて、危険物倉庫4棟がすべて完成し、1日から本格稼働したと発表した。敷地面積は1万6320平方メートルで、定温危険物倉庫、多温度帯危険物倉庫、高圧ガス倉庫A・Bの計4棟で構成する。施設は同社が所有・管理し、日本通運が利用する。

同プロジェクトは、危険物(HAZMAT)を専門的に取り扱う物流拠点として整備された。2025年6月に定温危険物倉庫が先行稼働し、その後、多温度帯危険物倉庫(25年9月)、高圧ガス倉庫A(25年12月)が順次完成。最後の高圧ガス倉庫Bが26年2月に完成したことで、第1期エリアの整備が完了した。

(出所:苫小牧埠頭)

北海道では半導体関連産業が拡大している。世界最先端のロジック半導体の製造に使用される化学品原材料は、多くが危険物として厳格な管理が求められる。これらの原料は道外から苫小牧港を経由して輸送されるケースが多く、専門的な保管・管理機能を備えた物流拠点の整備が課題となっていた。

苫小牧埠頭は22年に策定した中期経営計画「TOMAF2025」で危険物取り扱いの強化を重点分野の一つに位置付けており、同施設もその戦略の一環。今後は危険物取り扱いの実績とノウハウを蓄積し、規模や用途の拡張も視野に入れる。半導体関連化学品など高度な管理を要する貨物の取扱拠点として、北海道の産業基盤と物流機能の強化につながるかが注目される。

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