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WHILL、空港の自動運転サービス100万回突破

2026年10月1日 (木)

調査・データWHILL(ウィル、東京都品川区)は9月30日、国際空港を中心に展開する「WHILL自動運転サービス」の累計利用回数が100万回を超えたとして、運用実績などをまとめた白書を公開したと発表した。

同サービスは、多言語対応のタッチパネルで搭乗ゲートなどの行き先を選ぶと、あらかじめ設定されたルートを自動走行する。地図情報とセンサーで検知した周囲の状況を照合し、障害物を検知・回避しながら目的地まで旅客を運ぶ。2020年に実運用を開始し、羽田空港、成田国際空港、関西国際空港をはじめ、ロンドン・ヒースロー空港、パリ・オルリー空港、ドイツ・ミュンヘン空港、ロサンゼルス空港、シンガポールのチャンギ空港などへ展開している。

(出所:WHILL)

白書によると、空港での移動支援リクエストは年平均17%のペースで増加している。車椅子による介助を希望する旅客の約80%は短距離であれば自力歩行が可能で、長距離移動や経路案内の支援を必要としているという。自動運転モビリティが移動を担うことで、空港スタッフがより高度な介助を必要とする旅客への対応などに専念しやすくする。

同社調べでは、自動運転モビリティによる移動支援を航空業界向けに世界規模で商用提供する事業者は同社のみとしており、9月時点で北米、欧州、アジアの3大陸、28の空港・施設に約200台を展開している。中長期的には、自社モビリティに加え、他社製ロボットを含めた空港ターミナル全体の運行を統合管理するインフラの構築・実装にも取り組む。

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