トヨタ系、米リフトの自動運転部門を買収完了

M&Aトヨタ自動車の子会社であるウーブン・プラネット・ホールディングス（東京都中央区）は20日、米国配車サービス会社大手のLyft（リフト）の自動運転部門であるLevel 5（レベル5）の買収を完了したと発表した。

ウーブン・プラネットは今後、モビリティの革新や自動運転、ロボティクス、スマートシティ領域への投資を進め、テクノロジー、人材、グローバルな開発拠点を強化。具体的にはレベル5がシリコンバレーとロンドンに有するオフィスと事業を直ちに継承し、300人以上のエンジニア、研究者、モビリティ専門家などを迎え入れる。また、同社のセンシング技術、コンピューティング技術、ソフトウェア資産なども獲得する。

4月に発表していた、ウーブン・プラネットにとって初めての買収案件。リフトはタクシーによる配車のほか、自動運転トラックの開発などに取り組んでいる。