政投銀、日本自動車ターミナルにBCM格付付与

環境・CSR日本政策投資銀行は3日、日本自動車ターミナル（東京都千代田区）に対し、「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施したと発表した。

DBJ BCM格付は、同行が開発した独自の評価システムで防災、事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定し、評価に応じて融資条件を設定する「BCM格付」の専門手法を導入した融資メニュー。

日本自動車ターミナルが免震構造の複合物流施設を建設している点や、災害に備えた十分な備蓄の確保、参集訓練や初動対応訓練を定期的に実施していることなどを評価した。

この結果、同行は日本自動車ターミナルに対し「防災、事業継続への取り組みが特に優れている」として最高ランクの格付を付与した。

日本自動車ターミナルは、首都圏の高速道路ネットワークに隣接した都内4か所に公共トラックターミナルを整備している。