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日本自動車ターミナル、5年連続DBJ格付最高ランク

2018年7月24日 (火)

産業・一般日本政策投資銀行は24日、日本自動車ターミナルに対し「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施したと発表した。日本自動車ターミナルは5年連続の最高ランク取得となった。

7月に竣工した京浜トラックターミナルの高機能型物流施設「ダイナベース」の建設資金を対象に実施したもので、ダイナベースの建設に際して免震構造を採用するほか、京浜トラックターミナル全体をカバーする72時間対応の非常用自家発電設備を導入した点、総合建設事業者らと有事協定を締結することで、すばやい初動対応と施設・設備の修繕の人員を確保した点、操業中断が財務に与える影響の客観性を確保するために外部評価を導入し、事業中断時のキャッシュフロー分析を行い、必要資金を確保している点――を評価した。

この結果、日本自動車ターミナルは「防災および事業継続への取り組みが特に優れている」という最高ランクの格付を5年連続で取得した。

DBJ BCM格付は、政投銀が開発した評価システムで防災、事業継続への取り組みの優れた企業を評価・選定し、その得点に応じて融資条件を設定するBCM格付手法を導入した融資メニュー。