主要物流企業決算、売上12.1％増、営業利益23.2％増

財務・人事上場企業や未上場の主要物流企業の2014年3月期決算が16日までに出揃い、100社の合計売上高は19兆4065億600万円で前期に比べて12.1％の伸びとなった。

燃料コストの増加があったものの、堅調な国内物流需要や消費増税前の駆け込み需要が作用し、合計営業利益は6103億9200万円で23.2％の増益となった。大手海運企業の業績改善が全体の数字を押し上げたほか、陸運、倉庫業も堅調に推移した。

売上高1兆円以上の物流企業は、日本郵便、日本郵船、日本通運、商船三井、ヤマトホールディングス、川崎汽船の6社で、7位のSGホールディングスは売上を減らしながらも収益性を高めることに成功し、営業利益が4割近く伸びて営業利益ランキングでは4位に食い込んだ。

■2014年3月期主要物流企業売上高ランキング
https://www.logi-today.com/20143uriagelanking

■2014年3月期主要物流企業営業利益ランキング
https://www.logi-today.com/20143eigyouriekilanking