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シンガポール・トゥアス港、26年に4バース稼働へ

2026年3月2日 (月)

国際シンガポールの港湾大手PSAが建設中の巨大自動化ターミナル「トゥアス港」で、2026年中に4バースが新たに稼働する。第1期工事も完成を迎え、日本発のコンテナ航路で寄港ターミナルが切り替わる可能性が出てきた。(編集長・赤澤裕介)

(出所:PSA)

トゥアス港は40年代の完成時に年間6500万TEU、全66バースという規模になる。第1期は21バース、年間2000万TEUで、27年にフル運用へ移行する予定だ。

最初の2バースが動き出したのは21年12月。22年9月に公式開港し、25年2月時点で11バースが稼働、累計処理量は1000万TEUに達した。海外物流メディアの26年2月報道では現在12バースが稼働中で、年内にさらに4バースを追加する。PSAはSNSで26年を「節目の年」とし、第1期建設の完了、追加バースの稼働、自動化テスト施設「トゥアス・リビングラボ」の本格運用を挙げた。

稼働バース数の推移と主な節目

▲トゥアス港第1期バース稼働推移(クリックで拡大)

シンガポール海事港湾庁(MPA)によると、PSAは27年までにタンジョンパガー、ケッペル、ブラニの3ターミナルを閉鎖し、機能をトゥアス港に集約する。パシルパンジャンも40年代に統合する。日本発の定期航路では、寄港先ターミナルの変更が生じる可能性がある。

オペレーション面では、自動ガイド車両(AGV)やクレーン自動化の導入が進んでいる。バース数の増加に伴い、シンガポール寄港時の待ち時間短縮が見込まれる。

自動車物流でも新たな展開がある。PSAと商船三井は26年1月、RORO(ロールオン・ロールオフ)方式の自動車専用ターミナルを合弁で設立すると発表した。シンガポールは東南アジア最大の自動車積み替えハブで、26年前半に稼働を開始する。

PSAは25年の年間処理量が4450万TEUとなり、世界最大の積み替えハブの地位を維持している。

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