全ト協、6月1日から不正改造車排除の強化月間

ロジスティクス全日本トラック協会は20日、6月を「不正改造車排除運動」の強化月間として、啓発チラシを配布するなど運動を強化すると発表した。

全ト協では、年間を通じて不正改造車排除運動を実施しているが、6月1日から1か月間を強化月間として、特に重点をおいて運動を実施する。

■重点的に排除に取り組む不正改造項目
（1）視認性、被視認性の低下を招く窓ガラスへの着色フィルムなどの貼付
（2）前面ガラスへの装飾板の装着
（3）灯光の色が不適切な灯火器、回転灯などの取付け
（4）タイヤ、ホイール（回転部分）の車体外へのはみ出し
（5）騒音の増大を招くマフラーの切断・取外し、基準不適合マフラーの装着
（6）土砂などを運搬するダンプ車の荷台さし枠の取付け、リアバンパ（突入防止装置）の切断・取外し
（7）基準外のウィング（エア・スポイラ）の取付け
（8）不正な二次架装
（9）大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し、解除又は不正な改造、変更など
（10）ディーゼル黒煙を悪化させる燃料噴射ポンプの封印の取外し
（11）不正軽油の使用