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全ト協、不正改造車排除運動の強化月間を設定

2022年4月19日 (火)

(イメージ)

環境・CSR全日本トラック協会(全ト協)は19日、国土交通省を中心とした不正改造車を排除する運動の一環で、各都道府県トラック協会が設定する同運動の強化月間についての実施要領を発表した。同運動は年間を通じた取り組みだが、各都道府県トラック協会の事情をみて1か月間を強化月間として設定し、重点的に運動を実施している。

強化月間の実施内容は、全ト協の広報紙やホームページを通じた排除運動の内容のトラック事業者への周知や、巡回指導で事業所への啓発運動の実施など。基本的な不正項目のほか、強化月間において重きを置く重点排除項目を設定して取り締まりを強化する。

重点排除項目とされるのは、タイヤおよびホイールの車体外へのはみ出し▽灯光の色が不適切な灯火器および回転灯などの取り付けならびに保安基準上、装備が義務化されている灯火器の取り外し▽前面ガラスならびに運転手席および助手席の窓ガラスへの着色フィルムなどの貼り付け▽マフラーの切断・取り外しおよび騒音低減機構を容易に取り外せるなどの基準不適合マフラーの装着▽大型貨物自動車の速度抑制装置の取り外し、解除または不正な改造、変更など――の5点。