産業・一般日本チェーンストア協会は21日、4月のスーパーマーケット販売概況(会員企業60社、9204店舗)を発表した。総販売額は1兆42億円で、全店ベースの伸び率は2.1%減、既存店ベースは5.4%減となった。
既存点ベースの部門別状況は、食料品が6278億円で10.5%減、住関品が2200億円で5.5%減、サービスが34億円で5.3%減、その他が617億円で5.1%減となった。
食料品で畜産品や惣菜が堅調に推移したものの、月前半の低気温の影響から春物衣料の動きが鈍かったほか、駆け込み需要のあった加工食品や住関品が不調だったことから、総販売額は3か月ぶりのマイナスとなった。
■部門別販売額(出所:日本チェーンストア協会)