サービス・商品クラリオンは27日、トラック、路線バス向け安全走行支援システム「Surround Eye」(サラウンドアイ)を6月中旬から発売すると発表した。併せて安全確認カメラシステムをフルモデルチェンジし、6月中旬から段階的に販売する。
サラウンドアイは、車体に取り付ける複数のカメラ映像をクラリオン独自の画像処理技術によるキャリブレーションで高精度な合成画像として表示することで、安全走行の支援を行うカメラシステム。
全長10メートル、全幅2.4メートル以下の中型サイズまでのトラック用として2カメラで、主に運転席から死角となる左後方の安全確認を補完する2カメラシステム、さらに2個の狭角カメラを追加することで車両後方をより的確に把握できる2+2カメラシステム、路線バス用として4カメラにより車両回り360度を俯瞰できるシステムをラインアップし、ドライバーが不安を感じる車周辺に対するストレスを低減する。
システム取り付け後、車両1台ごとにキャリブレーションが必要となるが、別売のPCアプリソフトを含むセットアップツールキットで容易に行えるようにした。
同社は28日から30日まで、東京ビッグサイトで開催される「運輸システムEXPO2014」に出展し、新システムを展示する。