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コニカミノルタ、マレーシアに複合機の消耗品生産拠点

2014年6月5日 (木)

荷主コニカミノルタは5日、主に複合機(MFP)の消耗品を生産する子会社として、マレーシアに「コニカミノルタビジネステクノロジーズマレーシア」を設立したと発表した。5月に設立された同子会社は10月から複合機用の消耗品、部品、ユニットなどの生産を開始する。

コニカミノルタの主力MFP商品「bizhub」(ビズハブ)シリーズの消耗品、機能部品を生産する新会社は、これまでコニカミノルタがHDD用ガラス基板の生産を行っていたマレーシア工場の土地・施設・設備を最大限に活用する。

また、最新モデル工場として、顧客に提供しているICTサービスや文書管理システムなど最新ソリューションを導入する。

工場が立地するマラッカ市は、マレー半島西海岸南部に位置し、陸路・海路とも物流網が充実しているため、消耗品を世界各地へ安定して配送する拠点として適している。シンガポールにある東南アジアの販売サービス統括拠点と連携し、カスタマーサービスも充実させる。同社では「新たなMFP用消耗品の生産拠点を確保することで、さまざまなリスクへ柔軟に対応し、事業を継続できる体制を整えていく」としている。

■新生産子会社の概要
名称:コニカミノルタビジネステクノロジーズマレーシア
所在地:マレーシアマラッカ州マラッカ市
設立:2014年5月
本格稼動:2014年10月
敷地面積:10万4000平方メートル
事業内容:複合機用の消耗品、部品、ユニットなどの生産