佐川急便、次世代育成認定「くるみん」取得

環境・CSR佐川急便は11日、京都労働局から次世代育成支援対策に積極的に取り組む企業として認定を受け、次世代育成認定マーク（愛称「くるみん」）を5月15日付で取得したと発表した。

同社では、従業員が安心して仕事と育児・介護を両立できるよう職場環境の整備に取り組んでおり、2012年度には育児・介護規程の大幅な改定を実施。休業期間や短時間勤務、休暇日数の拡充など男女を問わず希望者が制度を利用できる体制の整備を進めた。

また、女性従業員を対象に婦人科検診（子宮頸がん検診、乳がん検診、骨密度検診）の費用補助制度「ウィメンズ検診」を導入し、健康管理の促進、病気発症による離職者・休職者の防止につなげている。

今回の認定は、こうした取り組みが評価されたもので、同社が所属するSGホールディングスグループでも女性活躍推進に向けたグループ横断プロジェクト「わくわくウィメンズプロジェクト」を2011年10月にスタートさせ、さまざまな施策を展開している。