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日本郵船、LNGマリン・トランスポートと長期用船契約

2011年3月1日 (火)

ロジスティクス日本郵船は1日、LNGマリン・トランスポート(東京都港区)と新造液化天然ガス(LNG)船の定期用船契約を締結したと発表した。日本郵船は同時に、この契約向けに投入するLNG船1隻(12万3000トン)を建造する契約を、三菱重工業と締結した。

 

今回定期用船されるLNG船は2014年に竣工する予定で、竣工後15年間にわたりエルエヌジー・マリン・トランスポートの運航管理の下で東京電力向けの契約に投入され、パプア・ニューギニアを中心とした輸入先からのLNG輸送に従事する。

 

本船は約15%の燃費削減を実現したウルトラ・スチーム・タービン、バラスト水処理装置、低硫黄燃料油対応などの装備を採用しており、環境対応を先取りした「環境に優しい」設計となっているのが特徴。

 

■LNG船の概要
積載容量:約14万5400立方メートル(LNG換算約6.7万トン、モス型4タンク)
総トン数:約12万3000トン
全長:約288メートル
全幅:49メートル
主機関:スチーム・タービン
航海速力:19.5ノット
造船所:三菱重工業長崎造船所
就航予定:2014年
運航管理:エルエヌジー・マリン・トランスポート
船名:未定