日本郵船、東京ガスとLNG新造船の定期用船契約

ロジスティクス日本郵船は8日、東京電力子会社のLNGマリン・トランスポート（東京都墨田区）とLNG（液化天然ガス）新造船の定期用船契約を4月30日に締結し、同時にこの契約向けに投入するLNG船1隻（総トン数13万8000トン）の建造契約を、MILNGカンパニー（東京都港区）と締結したと発表した。

定期用船されるLNG船は2017年に竣工。LNGマリン・トランスポート社の運航管理で東京電力向けに投入され、主に東京電力、三菱商事と日本郵船が共同参画する豪州ウィートストーンLNGプロジェクトからのLNG輸送に従事する。

新造船は「さやえんどう」船型と呼ばれる船体と一体構造の連続タンクカバーを採用しており、船全体の強度を確保しながら軽量化、空気抵抗の大幅低減により、燃料消費を大きく改善している。