メディカル近鉄エクスプレスは28日、中国・上海市の南西部に位置する閔行輸出加工区に法人を設立し、2月9日から営業を開始したと発表した。
今回法人を設立した上海南西地区(奉賢区・閔行区・金山区・松江区)は、大手日系の電子部品・自動車部品・医療機器メーカーや米系メディカル関連・欧州系自動車機器・素材関連企業が進出しており、今後さらなる発展が見込まれている。同社は保税物流専門の法人を設立し、輸出入航空貨物の取扱い、商品の保税蔵置、流通加工サービス、配送などの業務を行う。
近鉄エクスプレスでは昨年5月に煙台の輸出加工区、上海の浦東総合保税区、ことしに入り、広東省中山市の中山保税物流中心にそれぞれ法人を設立し、保税物流サービスの拡充を図っている。
■新法人の概要
会社名:上海奉賢近鉄国際物流有限公司
事業内容:閔行輸出加工区を利用した保税ロジスティクス・サービス
倉庫面積:5903平方メートル(一部空調機能あり)