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近鉄エクス、中国・西安に物流2社設立

2014年1月9日 (木)

ロジスティクス近鉄エクスプレスは9日、中国・西安に2つの法人を設立し、昨年12月から営業を開始したと発表した。

同社が設立したのは、保税ロジスティクスサービスの提供を主体とした西安近鉄国際物流と、精密機器輸送を主体とした西安近達精密儀器運輸の2法人。

西安近鉄国際物流は西安出口加工区B区に拠点を構え、電子部品の保管、流通加工、配送業務を行う。同社グループとしては中国で12社目の保税物流会社となる。

西安近達精密儀器運輸は、中国の大手物流会社「青島邦達物流」と合弁で設立。中国では数少ないエアサス車やトレーラーを保有し、半導体製造装置や液晶製造装置などの精密機器の保税輸送、国内輸送を担う。近鉄エクスプレスの出資持分は49%。

同社では2002年から西安に営業拠点を設けて事業を展開してきたが、今回の2法人設立により、西部・北西地区への事業展開をさらに進めていく、としている。