財務・人事東京汽船が8日発表した4-6月期決算は、旅客船事業で大幅な減益となった影響で営業利益が16.2%減少した。
曳船事業は、横浜・川崎地区の作業対象船舶で自動車専用船が増加傾向となったものの、コンテナ船の入出港数の減少が続き、同地区は減収。東京地区でもコンテナ船の減少で減収となった。
横須賀地区ではLNG船の進路警戒作業が増えたが、湾口水先艇作業や警戒作業が減少して減収となった。千葉地区ではタンカーの入港数が回復し、作業対象船舶の大型化もあって増収となった。
[東京汽船]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 3,148 | 3,136 | 0.4% |
営業利益 | 163 | 194 | -16.2% |
経常利益 | 256 | 299 | -14.3% |
当期純利益 | 201 | 198 | 1.3% |