国際ヤマハは13日、中国広東省中山市中級人民法院における、PAアナログミキサーの模倣品製造・販売・物流に関わった中国企業3社の責任者に対する刑事判決において3月20日に一審有罪判決が確定したと発表した。
同社はPAアナログミキサーの模倣品を中国において製造・販売していた企業3社を、商標権に基づき23年7月に中国法執行当局に通報。同当局は23年8月に3社に対する捜査を行い、刑事告発の証拠となる多数の模倣品を押収した。その後24年5月に、これら3社は中国法執行当局により起訴され、模倣品の製造・販売などに関する事実を全面的に認めた。
一審判決では模倣品の製造・販売の差し止めが命じられるとともに、3社の被告5人には懲役刑および執行猶予付きの懲役刑が言い渡され、模倣品の販売額に応じて被告5名全員に罰金が科された。これに対し、被告2名は一審判決を不服として控訴したが、二審判決は一審判決を維持し刑罰が確定した。
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