財務・人事東京汽船が12日に発表した2013年4-12月期決算は、売上高・営業利益がほぼ横ばいで推移した。
曳船事業は、燃料油価格の上昇などにより、10.9%の減益となった。横浜川崎地区でプロダクトタンカーの入出港数が増加し、秋口以降は自動車専用船が増加傾向となった。コンテナ船の入出港数は減少した。
横須賀地区では、LNG船やタンカーなどの入出港数が高水準を維持したためエスコート作業は増えたが、湾口水先艇の作業料金値下げによる影響や、前の年度のような大きな海難救助作業がなかったことにより、減収となった。
東京地区でも6月以降コンテナ船の入出港数が低調に推移して減収。千葉地区は石油精製各社による設備定期点検があったものの、10月以降タンカーの入港数が持ち直し、大型の作業対象船舶が増加したことで増収となった。
[東京汽船]2014年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期第3四半期 | 2013年3月期第3四半期 | 増減 | |
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売上高 | 9,643 | 9,590 | 0.5% |
営業利益 | 568 | 564 | 0.6% |
経常利益 | 863 | 793 | 8.9% |
当期純利益 | 644 | 620 | 3.8% |