
▲コンテナ船「ONE SAPPHIRE」(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は12日、丸亀事業本部で建造したコンテナ船「ONE SAPPHIRE」を完成させ、引き渡したと発表した。
同船はコンテナ1万3932TEUの積載能力を持ち、デッキ上に4段のラッシングブリッジを備える。冷凍コンテナやIMDG Code対応の危険物積載にも対応する仕様となっている。船体は最新解析により高効率化され、省エネデバイスやツイスト舵、摩擦低減塗料を採用。二酸化炭素放出抑制指標EEDIは規則基準値から60%削減している。
また、同船はSOxおよびNOx排出規制に対応するハイブリッド型排ガス浄化装置や排ガス再循環システムを搭載。バラスト水処理装置やリサイクリング対応インベントリリストも備える。将来的なメタノール・アンモニア燃料への転換やCO2回収装置の搭載に向けた設計も行い、船級協会からAiP(基本承認)を取得している。
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