ロジスティクス東京汽船が12日発表した2015年4-12月期連結決算は、燃料費の大幅な減少により、営業利益が91.5%増の8億2100万円となった。
曳船事業は、横浜川崎地区で作業対象のタンカーが増加したものの、15年8月からの強制水先制度の規制緩和でコンテナ船を中心に対象船が減少。燃料油価格の下落で燃料油価格調整金の適用水準が下がったこともあり、減収となった。
東京地区は特別作業の増加で微増、横須賀地区は減収となった。千葉地区では、燃料油価格調整金の適用水準が下がったほか、LNG船、鉱石船、穀物船の入港数が減少し、減収となった。
[東京汽船]2016年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期 第3四半期 | 2015年3月期 第3四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 9,541 | 9,555 | -2.0% | |
営業利益 | 821 | 429 | 91.5% | |
経常利益 | 1,131 | 677 | 67.1% | |
当期純利益 | 894 | 608 | 47.0% |