ロジスティクス東京汽船が11日に発表した4-9月期決算は、燃料費が大幅減少した影響で89.1%の増益となったが、エスコート実績の減少で売り上げは伸び悩んだ。売上高営業利益率は、5.1%から9.7%へ4.6ポイント上昇した。
曳船事業では、横浜川崎地区作業対象船舶のタンカーの取扱いは増加したものの、8月からの強制水先制度の規制緩和を受けコンテナ船が減少。鉱石船、バルカー船も大型船を中心に減少した。
横須賀地区では、エスコート対象のコンテナ船、LNG船、鉱石船の入港数が、千葉地区でもLNG船、鉱石船、穀物船の入港数がそれぞれ減り、減収となった。
[東京汽船]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第2四半期 | 2015年3月期第2四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 6,295 | 6,344 | -0.8% | |
営業利益 | 611 | 323 | 89.1% | |
経常利益 | 793 | 486 | 63.2% | |
当期純利益 | 594 | 467 | 27.1% |