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GLP、国内9物流施設をJリートに売却、538億円

2014年8月11日 (月)

拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は11日、国内の物流施設9か所をGLP投資法人に538億円で売却すると発表した。これにより、ファンド運用資産は1兆2100億円(119億米ドル)に拡大する。

売却する9施設の総延床面積は23万7000平方メートルで、同社は売却益をJリートの投資口15%を維持するために再投資するほか、日本、中国、ブラジルの物流施設開発資金として活用する。

共同創業者のジェフリー・シュワルツ・エグゼクティブコミッティ会長は「売却はGLPの資本戦略である株主価値の向上、ファンド運用プラットフォーム拡大のための資金活用にあたるもの。引き続き、日本、中国、ブラジルでの開発プロジェクトに注力していく」と話している。

GLP投資法人は2012年12月に東京証券取引所に上場した物流施設特化型の不動産投資信託で、GLPが100%保有する24施設(23億米ドル)関連の物件情報提供契約を締結している。

■売却する施設の一覧
GLP、国内9物流施設をJリートに売却、538億円