財務・人事伏木海陸運送が12日に発表した前6月期決算は、売上高が10.4%増(前期比)の136億8200万円、営業利益が18.6%増の4億8800万円と堅調に推移した。最終利益は前年に負ののれん発生益を特別利益に計上していたため、38.1%減の2億円となった。
港運事業は原料の輸入や海上コンテナの取扱いが増加。陸運は軽油価格の高騰で利益が75.6%減少した。倉庫業は昨年6月に取得した倉庫の稼働が寄与し、増収増益となった。
今期は大型外航クルーズ客船の受け入れを積極的に進め、港の活性化と差別化を図るが、燃料高や人件費の増加を織り込み、売上高0.1%増、営業利益3.9%減、最終利益10.4%減を見込む。
[伏木海陸運送]2014年6月期連結決算(単位:百万円)
2014年6月期 | 2013年6月期 | 増減 | |
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売上高 | 13,682 | 12,396 | 10.4% |
営業利益 | 488 | 412 | 18.6% |
経常利益 | 405 | 380 | 6.5% |
当期純利益 | 200 | 324 | -38.1% |