財務・人事伏木海陸運送が11日に発表した2021年6月期第3四半期(20年7月-21年3月)の連結業績は、売上高が前年同期比13.9%減の89億8000万円、営業利益が65.1%減の2億3200万円、最終利益が30.9%減の3億300万円となった。コロナ禍の影響による売上高の減少幅は、第2四半期と比べて縮小したものの、各利益については拡大した。
主力の港運事業の売上高は11.4%減の63億6200万円で、営業利益は32.1%減の5億4500万円。同社によれば、輸出入貨物は回復の兆しが見られるものの、依然として厳しい状況が続いているという。
通期の業績予想は変更せず、売上高は8.7%減の120億6000万円、営業利益は52.2%減の3億5200万円、最終利益は45.9%減の3億3700万円を見込む。