神戸市、救援物資と応援メッセージの第1便を発送

話題神戸市の関連団体、こうべ市民福祉振興協会は25日、仙台市の災害対策本部に必要な救援物資を、第1便として発送する。併せて、寄せられた神戸市民からの応援メッセージを神戸市の応援職員に託し、仙台市の災害対策本部に届ける。

こうべ市民福祉振興協会では23日までに集まった募金524万4840円のうち、約300万円分を使い、救援物資としてタオル1万200枚、割り箸2万5000膳、使い捨て食器4800枚、アルミホイル・ラップ1380本、米4000キログラムのほか、市と協会の備蓄を取り崩し、マスク5万4000枚を発送。神戸市造園協力会の協力を得て、仙台市災害対策本部の物資集積拠点である宮城県消防学校に向けてトラック配送する。

また、メッセージ綴140冊（1冊25枚）、寄せ書き模造紙19枚、メッセージ入りバレーボール2個、CD「しあわせ運べるように」34枚、手紙綴り12冊、パネル2枚なども届ける。神戸市では「被災地のニーズの変化に応じ、順次、速やかに救援物資の発送を続ける」としている。