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神鋼商事、メキシコに線材二次加工拠点、6社合弁

2014年9月4日 (木)

荷主神鋼商事は3日、神戸製鋼所、メタルワン、大阪精工、メキシコのシメック社、米国O&kアメリカン社と6社の合弁によって、メキシコで冷間圧造用鋼線(CHワイヤー)の製造、販売を行う合弁会社を設立する、と発表した。

メキシコでCHワイヤーの需要が大幅に伸長し、現地調達に対するニーズが高まるとみて、5社と共同で新会社の設立に合意したもの。

合弁会社はグアナファト州シラオ市のサンタフェ工業団地で、自動車用ファスナーや冷間鍛造部品などの素材として用いられるCHワイヤーを製造し、現地の自動車部品メーカーを中心に供給していく。需要地で生産を行うことにより、表面品質に優れたCHワイヤーを短納期で納入できるようになり、「顧客の事業展開に貢献できる」としている。

新会社には神鋼商事が40%、メタルワン25%、神戸製鋼所・大阪精工10%・シメック社がそれぞれ10%、O&kアメリカン社が5%を出資し、月内に設立。2015年末に生産を開始する。