財務・人事東部ネットワークが7日発表した4-9月期決算は、新規事業による人件費、燃料費の増加で営業利益が4.3%減の4億6900万円となった。
清涼飲料輸送は、輸送担当地域で荷主が生産能力を増強し、輸送量が大幅に増えた。びん・容器輸送は製造工場の合理化で新輸送ルートが加わり増収。新輸送システムは、新規荷主の獲得、増車要請への対応で大幅な増収となった。
石油輸送は、燃料価格の高騰、消費増税、天候不順で輸送量が大幅減、化成品輸送は汎用樹脂などが伸び悩み、原料高による生産停止、縮小もあったが、ほぼ前期並みの輸送量を確保した。セメント輸送は東北地方の復興工事、関東圏でも国土強靭化工事が実施されたことで輸送力を増強し、増収となった。不動産賃貸事業は、借上転貸施設で大口転貸先の解約があったのが響き、45.3%の減益となった
[東部ネットワーク]2015年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第2四半期 | 2014年3月期第2四半期 | 増減 | |
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売上高 | 6,566 | 6,545 | 0.3% |
営業利益 | 469 | 490 | -4.3% |
経常利益 | 496 | 511 | -2.8% |
当期純利益 | 323 | 312 | 3.3% |