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電力量計事業に集中、売却益で成長加速狙う

大崎電気工業、海外配・分電盤製造会社を富士電機に売却

2014年11月27日 (木)

荷主大崎電気工業は27日、シンガポールで配・分電盤を製造しているグループ会社「SMBエレクトリック社」の全株式を富士電機に譲渡すると発表した。譲渡額は98億8800万円で、12月29日付で株式を引き渡す。

同社は2012年にSMBエレクトリック社の親会社、大崎ユナイテッドインターナショナル社を買収した後、SMBエレクトリック社とEDMI社を通じて配・分電盤事業と電力量計事業の拡大を図ってきた。

配・分電盤事業を主力とするSMBエレクトリック社を富士電機に売却することで、海外での経営資源をグループ中核事業の電力量計事業へ集中し、売却益を海外スマートメータービジネスの加速的な成長へ向けたM&Aなどに投入する考え。