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新日鉄住金、日本ガイシに電子部品子会社の株式譲渡

2014年9月4日 (木)

荷主新日鉄住金は3日、100%子会社で電子工業用セラミックスの製造・販売を行っている日鉄住金エレクトロデバイス(山口県美祢市)の全株式を日本ガイシに譲渡すると発表した。

日鉄住金エレクトロデバイスは、1970年に山口県美祢市で操業を開始し、セラミックスの持つ電気特性を活かした高性能な半導体用セラミックスパッケージや電子部品を製造・販売。今後、電子部品の小型化・高性能化がさらに進むとみられることから「事業を成長させていくためには、高い材料開発力や積層技術力が必要になる」と判断。

このタイミングで日本ガイシから日鉄住金エレクトロデバイスの株式取得の申し入れがあったことから、交渉を行った結果、セラミックス材料で高い技術力・人材・設備などの経営資源を保有する日本ガイシと連携して事業を行うことが、日鉄住金エレクトロデバイスの事業発展に大きく寄与すると結論付け、株式の譲渡条件も整ったため、株式譲渡を決めた。

株式譲渡は2015年1月5日に実施。同時に日鉄住金エレクトロデバイスは社名変更するが、新社名は未定。