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川崎重工、2隻目のセミオープンハッチ型ばら積船引き渡し

2014年11月28日 (金)

荷主川崎重工、2隻目のセミオープンハッチ型ばら積船引き渡し川崎重工業は28日、中国南通市の南通中遠川崎船舶工程(NACKS)でカーディナルマリタイム社向けのセミオープンハッチ型ばら積運搬船「ベトゥラアロー」を引き渡した。

同社がNACKSと共同開発したセミオープンハッチ型ばら積運搬船の2番船。船首楼付き平甲板型で穀類、石炭、鉱石、鋼材、木材パルプ、材木などの貨物を積載できる5船倉を備える。ハッチカバー上には材木などを積むことも可能。

通常のばら積運搬船とオープンハッチ型ばら積運搬船の中間に位置する船型として、すべての船倉を大きなハッチ開口の二重船殻構造とした。特に、中央部の3船倉は木材パルプなどの荷役に効率的なボックスシェイプを採用した。ハッチカバー間の船体中心線上には4基の36トンデッキクレーンを装備し、荷役設備のない港湾でも荷役作業が可能な仕様。

■主要目
全長:199.9メートル
長さ(垂線間長):197メートル
幅(型):32.24メートル
深さ(型):18.6メートル
満載喫水(型):13メートル
総トン数:3万5503トン
載貨重量トン数:6万1007トン
貨物倉容積:7万1085立方メートル
主機関:HHM-MAN B&W 6S50ME-B9.2-TIIディーゼル機関1基
航海速力:14.45ノット
定員:25人
船級:日本海事協会(NK)
船籍:パナマ