ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

味の素、物流センターや棚卸資産の震災被害額23億円

2011年5月9日 (月)

話題味の素が9日に発表した2011年3月期決算短信によると、同社グループが東日本大震災で受けた損失額は、設備が8億1900万円、たな卸資産が14億8700万円で、合わせて23億600万円に上ることが分かった。

 

設備面では、同社の仙台物流センターや味の素製薬の福島工場を中心に、建屋や設備の被害が発生。たな卸資産も東北・関東を中心に、子会社の物流センターや工場などの保管場所で、地震や津波による荷崩れなどの被害を受けた。

 

同社では、これらの損失や残存物の片付け費用について、被害金額総額を上回る損害保険(地震危険補償特約)を付保している。