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【決算】名糖運輸、仙台物流拠点の損失4億円

2011年5月10日 (火)
2011年3月期連結(単位:百万円)
 2011年3月期2010年3月期前期比
売上高46,45746,2860.4%増
営業利益75295721.4%減
経常利益8081,03522.0%減
当期純利益△188373

財務・人事グループ各社が保有する全トラックへドライブレコーダーを装着し、収集データの活用、事業所内防犯カメラの設置と活用、運輸安全マネジメントシステムの構築、ISO認証取得の継続、コンプライアンス推進担当者会議の毎月開催による安全・品質情報の共有化などを実施。

 

収益面の改善策として、首都圏で配送の一元管理による効率化を推進し、顧客の協力を得て配送コースの合理化を進めるとともに、関西地区でも着手した。また、2010年11月に関東圏のハブセンターとして、埼玉県日高市に日高物流センターを取得した。

 

しかし、東日本大震災の津波により、同社仙台物流センターの建物、冷蔵設備などの建造物、トラックが壊滅的な被害を受け、その後の東京電力管内の計画停電、関東・東北圏の燃料不足、顧客の生産能力の低下などにより、東日本での営業活動に多大な影響があった。このため、仙台物流センター関連などの災害損失4億1200万円を特別損失に計上した。

 

今期は売上高465億円(前年同期比0.1%増)、営業利益7億3000万円(2.9%減)、経常利益8億2000万円(1.5%増)、当期純利益4億6000万円(黒字転換)を見込む。