拠点・施設大日本住友製薬は26日、現在の4生産拠点を2拠点に再編する、と発表した。生産量の変化に柔軟に対応できる安定・効率的な生産体制を構築し、コスト競争力を維持・強化するために多面的な検討を実施。鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)への集約と外部委託の活用で生産体制をスリム化する。
検討の結果、20年度をメドに茨木工場(大阪府茨木市)の生産機能を鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)に統合し、18年度をメドに愛媛工場(愛媛県新居浜市)の製造品目を外部へ製造委託して同工場を閉鎖することにした。
また、原薬製造の基幹工場として大分工場を保有しており、茨木、鈴鹿工場の生産機能統合の完了、愛媛工場の閉鎖後は、大分工場と鈴鹿工場の2工場体制となる。統合後の茨木工場の活用方法などは今後検討していく。