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横浜税関調べ

横浜港、21か月ぶりに輸入額が減少

2015年1月27日 (火)

調査・データ横浜税関は2014年と12月単月の貿易概況(速報)を発表した。12月の横浜港の輸出入収支は3239億円の黒字で、輸出額が6935億円と14.8%(前年同期比)伸び、4か月連続の増加となった。輸入額は3696億円(2.8%減)で、21か月ぶりの減少。輸出入の合計額は1兆631億円となった。

年間の輸出入収支は2兆5059億円の黒字(2.7%減)で、4年連続の減少。輸出額が7兆1180億円(5.5%増)で4年ぶりに増え、輸入額は4兆6121億円(10.5%増)で2年連続の増加となった。輸出入の合計額は7兆1180億円。

年間を通じた輸出額を品目別にみると、自動車が18.4%増で2年連続増。12月は自動車(23.3%増)、科学光学機器(72.7%増)が伸びに寄与した。自動車はサウジアラビア向けの貨物自動車の輸出が増えた。

輸入(年間)は非鉄金属(19.4%増、2年連続で増加)、原動機(20.7%増、5年連続で増加)などが増えたものの、12月は原油・粗油(65.8%減)と天然ガス・製造ガス(27.1%減)が減少した。

■輸出入額の推移(単位:百万円)横浜港、12月の輸入額が21か月ぶりに減少